合板の接着剤等に含まれている
揮発性有機化合物

新築住宅やマンションに入居した直後に「目がチカチカする」「頭・喉が痛い」といった症状を訴える人がいます。これは木造住宅のほとんどの床・壁の下地材やフローリングのベース材に使われている合板の張り合わせに、ホルムアルデヒドを含んだ接着剤が使われているため。石油系物質のため、一定期間中、温度が上がるほど有害物質を発散します。最近の住宅は気密性が高いため、より影響を受けやすくなっています。 対策としては、新築住宅に入居する際は、室温を高くしてしばらくおき、その後、窓を全開にして有害物質を排出することを事前に行うとよいでしょう。


安心して住まいを
購入する ための法律

念願かなって手に入れた新築マイホーム。もしもそれが欠陥住宅だったら…。そんな目にあわないように、消費者が安心して住宅を購入できるよう、建築からアフターサービスまで一貫した品質確保を可能にすることを目的に平成12年4月から施行されました。正式名称は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」。 これにより、いままで表現がバラバラで比較が難しかった住宅も、定められた項目については比較することが可能になりました。また、新築住宅において、柱や梁などの基本構造部分や防水部分に欠陥があった場合、引き渡しから10年間は施工者に無償補修か損害賠償の支払いが義務づけられるといった消費者保護がとられています。


高齢者にやさしい、から
すべての人にやさしい、へ。

最近よく耳にすることばにバリアフリーがあります。バリアは英語で「障害、障壁」。バリアフリーとは障害物のない状態のことをいいます。加齢などによる身体機能低下とともに、日常生活に支障をきたすようになっても、住み慣れた住宅で安全・快適に暮らしたい・・・。そのために、各部屋の廊下の段差をなくしたり、階段の傾斜をゆるやかにするなど配慮した住宅がバリアフリー住宅です。 ユニバーサルデザインはこれをさらに進めた考え方。幼児から高齢者まで、すべての使い手にやさしいを目標に、暮らしの環境から生活用品まで広範囲に見直す取り組みです。



環境にやさしく、
自然の力を取り入れた住まい。

地球温暖化やオゾン層の破壊、酸性雨など、地球レベルの環境問題への関心が高まっています。住まいづくりの面 でも、エネルギー、資源、廃棄物などに十分配慮し、また、周辺の自然環境と調和する健康的な住まいが注目されており、これらの住まいを環境共生住宅と呼んでいます。太陽や風などの自然エネルギーを建物のなかに取り込む住まいも、この中に含まれます。既存エネルギーに頼らない、エコ系設備への関心が高まるのは喜ばしいことですが、単に光熱費が削減できるといった損得勘定先行の判断は避けたいもの。維持していくにはそれなりの意識とメンテナンスが必要です。


家を建てると戻ってくる税金。
利用しない手はありません。

住宅ローンをせっせと返していくのは一苦労ですが、有り難いことに、ローンを組んで家を建てると税金が有利になる制度があります。それが、「住宅取得等特別控除」です。一般には住宅ローン控除と呼ばれています。
この住宅ローン控除は、年末のローン残高に応じて一定率の所得税が控除されるというもの。10年間で最高500万円が戻ってきます。とはいえ、ぬか喜びは禁物。この最大控除額500万円という内容は、2004年末までとなっており、2005年以降は控除額が段階的に縮小されます。つまり、住まいづくり(入居)は今年中が断然お得ということです。ただし、控除される額は、毎年払っている所得税の範囲内であることをお忘れなく。家を建てた場合、どのくらい税金が戻ってくるかをあらかじめ知っておけば、より有効に資金計画が立てられるというもの。年収、家族構成、ローン計画によって、それぞれ控除額は変わりますので、詳しくは専門家にご相談されることをおすすめします。
ハウジングスクエア青江では、毎月の「ファイナンシャルライフプラン相談会」(週替わり開催)や銀行主催の「住宅資金相談会」を通して、最新の資金情報を提供。あわせてお客様個別のご相談を承っています。損をせず、かしこい住宅資金づくりを行うためにも、ぜひ「ハウジングスクエア青江」をご活用ください。


第三者的な機関が、
一軒一軒の住宅の性能を評価

たとえば車やパソコン、携帯電話などはそれぞれの性能を簡単に比較することができ、購入の際の目安となります。ところが住宅の場合は、一軒一軒仕様が異なるため、これまで性能を比較検討するための共通 の物差しがありませんでした。そこで誕生したのが「住宅性能表示制度」。これは住宅の性能を下図にある9つの側面 から、設計段階から施行中まで、審査・評価するものです。評価するのは建設大臣の指定を受けた公平中立な機関。なお、評価の得点が全部高いのがよい住宅というわけではなく、住まう人が重視する性能を満たしてくれる家が、満足のいく住まい。制度利用は義務でなく、任意。費用もかかりますが、欠陥住宅等のトラブルが発生したときには絶大な効力を発揮しますので、万一に備えての保険と考えてもよいでしょう。制度利用については住宅メーカー各社にご相談ください。


コンピュータの進化に対応する、 柔軟性を持たせた家づくり。

「住宅のIT化」という言葉を最近よく耳にするようになりました。コンピュータ技術の著しい発展により、コンピュータはより身近なものとなり、急速に“家電化”が進んでいます。コンピュータでテレビやDVDを見たり、録画したり、音楽を聴いたり、あるいは小型カメラをつないで防犯に活用したりと、まさに「マルチメディアマシン」へと進化しているわけです。携帯電話のように、一人に一台の時代もそう遠くありません。ですからこれから家を建てるにあたっては、IT化対応はぜひ考慮しておきたいところです。でないと、家の中がコンピュータとさまざまな周辺機器、ケーブル類がゴチャゴチャと入り乱れる不便きわまりない住まいになってしまったのでは本末転倒です。最近、住宅のIT化に関する実験がいろいろと行われていますが、結論は「これで完成」という姿がないこと。ITのダイナミックな変化に対して、柔軟に変化できるように余裕を持っておくことが、IT化住宅の本質といえるでしょう。


適正な換気を保ちながら、建物全体の 温度・湿度を快適にキープする住まい

「気密」とは、住宅内に隙間風が入ってこないこと。「断熱」とは、外壁や窓などから、冬なら暖かさを逃がさないよう、夏なら暑さが入らないようにすること。高気密・高断熱住宅は、その両面 を満たす家のことです。具体的には、気密性を高めるために微細な隙間も埋め、断熱性を高めるために優れた断熱材や複層ガラス入りサッシなどを使用します。高気密・高断熱住宅のメリットは数多く、特に注目したいのは省エネルギーで地球にやさしいこと。このほか、家の中の温度差が少ないため、お年寄りにはうれしい住まい。結露やシミ、カビの発生がしにくく、防音効果 が高いのも特長です。こうしてみるといいことずくめの高気密・高断熱住宅ですが、一方では思わぬ 落とし穴も。シックハウスや内部結露といった問題です。安心の住まいづくりのために、信頼の置けるメーカーでご相談ください。


メーカーによって家の作り方は様々。 あなたならどんな家を選ぶ?

ひと口にハウスメーカーの家といっても、その造りや材料は様々。どのメーカーも研究開発を重ね、それぞれの工法で建物の強度と快適性を追求しています。 たとえば、我が国に古来から伝わる「木造軸組工法」は、木材を骨組みとする構造。柱や梁など縦横の軸で建物の荷重を、筋交いなどの斜めの軸で風や揺れなど横からの力を受け止める仕組みになっています。「2×4工法」は、建物全体をパネル面 で支える壁式工法。面で構成されるので隙間が少なく機密性・断熱性に優れています。他にも木造軸組工法の骨組みを鉄骨に置き換えた「鉄骨軸組工法」、鉄骨軸組にコンクリートパネルを使用した「コンクリートパネル工法」などの工法があり、それぞれに独自のメリットがあります。各メーカーの家をめぐりながら、説明を受けましょう。

木造軸組 柱と梁を組み、筋交いを入れて強化する日本の伝統的な工法
2×4 2インチ×4インチサイズの規格材を多く使用するためツーバイフォーと呼ばれる(2×6工法もある)
プレハブ あらかじめ工場生産された部材(床・壁・天井など)を現場に運んで組み立てる住宅。主要構造部の材質によって大きく4つに分かれる 木質系/鉄骨系/ユニット系/コンクリート系
鉄骨造 重量 鉄骨を用いて躯体を構成。主に中高層建築に用いられる工法

土地選びはマイホームづくりの第一歩。 綿密な情報収集を。

建物は工事の途中でも変更が可能ですが、土地は一度決めたら簡単に変更できません。ですから、何回も現地に通 って納得できるまでしっかりとチェックすることが肝心です。現地へ下見に行く際は、マイカーだけでなく、電車やバスなどを利用してみましょう。所要時間を把握するだけでなく、最寄り駅から現地までの距離を歩くことで街の雰囲気を読みとれるからです。現地についたらまず、方位 磁石で北・南を確認します。道路がどちらの方位に接しているかによって駐車場・玄関の位 置が決まります。また、日当たりや通風なども忘れずにチェック。夏と冬では陽の差し方も異なることも念頭においておきましょう。中古住宅付きの土地を購入する場合は境界がわかりにくいことがありますので、境界の位 置を必ず確認。地盤の強度について不安があるようなら、業者に依頼して地盤調査をしてみるのも手です。